もっとクロス！イベント 被災地を思う内容に修正して開催 「閖上の記憶」語り部講話、熊本地震緊急報告会など
毎年５月に県内赤十字すべての機関（日本赤十字社福井県支部・福井赤十字病院・福井県赤十字血液センター）が実行委員会を結成して開催するイベント「もっとクロス！赤十字フェスティバル」は熊本地震災害を受け、被災地をおもんぱかる内容に修正して今週２１日の土曜日に開催される。名称も「もっとクロス！福井からのメッセージ�爐�んばろう九州、がんばろう東北�瓩吠儿后Ｅ貽�本大震災で壊滅的な被害を受けた宮城県名取市閖上地区でわが子を亡くされた遺族代表者を招いての語り部講話や、熊本地震災害に出動した救護班の医師や看護師、ボランティアの活動報告会が行われるほか、来場者に被災地へ向けた応援メッセージを寄せてもらうコーナーも設置される。親子で赤十字施設を回ったり模擬手術を体験する�狎崕住�探検隊�瓩蘯�け付けている。恒例の測定コーナーや相談コーナー、炊き出しや応急手当の仕方を伝えるコーナーも行われる。時間は午前９時から午後４時まで。多くの来場者を呼びかけている。
◎「閖上の記憶」語り部講話（１１：１０〜１１：５０）
〜私たちが知らなかった東日本大震災の真実！あのとき何が起きたのか！そっと聴いてください、わが子を亡くされた母親の思いと願い〜
2011年3月11日の東日本大震災によって壊滅的な被害を受けた宮城県名取市閖上地区。かつて約５千人が住んでいた街は更地になってしまいました。閖上中学校では14名の生徒が津波の犠牲となりました。震災から１年後、慰霊碑を守る社務所として更地に「閖上の記憶」を建てました。閖上の方たちが立ち寄れる場所として、震災を伝える場所として、地元の方たちを中心に閖上の記憶は発展してきました。慰霊碑を守りながら、地元で被災された方々が語り部として震災やいのちの大切さを伝える取り組みに特に力を入れています。震災でたくさんの方が亡くなり、痛切に知らしめられた「いのちの大切さ」。加えて被災地で深刻化している心の問題。閖上の記憶は語ることで心の整理が進められるように、自分たちが確かにそこに生きてきた「記憶」、そして津波によって多くのものを失った「記憶」、それは感情を伴って心の中で大きな場所を占めています。しかし、そこに乱れがあると人はなかなか立ち上がれず、そこから前に進めません。記憶と感情を整理し、心の中に少しでも平穏を取り戻すことで、未来へ向けた意欲が出てきます。この世に二度と行けなくなってしまった場所があって良いはずはなく、二度と語れなくなってしまった話があって良いはずがありません。自分の記憶や感情に向き合い、その人にとって大切な「記憶」を整理するための場所として「閖上の記憶」という名称としました。語り部講話では、震災の事実を知っていただき、次にどこかでまた起きる災害に備えるための一助として役立ちたい、もう二度と同じような哀しい想いをする方たちがいないように今回の震災を語り継いでいかなければならない、という強い使命感を持った方たちです。「閖上の記憶」では、「震災のことを学びたい」「いのちの大切さをしっかり考えたい」という人へ、「伝えたい」という語り部が本気で伝えるスタンスをとっています。ぜひ聴いてください。
◎熊本地震災害『緊急報告会』（１１：５０〜１２：３０）
発表者
第１班班長 白塚 秀之（麻酔科部長）
第１班医師 齋藤 英貴（整形外科医師）
第２班看護師長 内田 一美（２−４病棟看護師長）
第２班ボランティア 玉井 康弘（救急法指導員）
◎「閖上の記憶」語り部講話（１１：１０〜１１：５０）
〜私たちが知らなかった東日本大震災の真実！あのとき何が起きたのか！そっと聴いてください、わが子を亡くされた母親の思いと願い〜
2011年3月11日の東日本大震災によって壊滅的な被害を受けた宮城県名取市閖上地区。かつて約５千人が住んでいた街は更地になってしまいました。閖上中学校では14名の生徒が津波の犠牲となりました。震災から１年後、慰霊碑を守る社務所として更地に「閖上の記憶」を建てました。閖上の方たちが立ち寄れる場所として、震災を伝える場所として、地元の方たちを中心に閖上の記憶は発展してきました。慰霊碑を守りながら、地元で被災された方々が語り部として震災やいのちの大切さを伝える取り組みに特に力を入れています。震災でたくさんの方が亡くなり、痛切に知らしめられた「いのちの大切さ」。加えて被災地で深刻化している心の問題。閖上の記憶は語ることで心の整理が進められるように、自分たちが確かにそこに生きてきた「記憶」、そして津波によって多くのものを失った「記憶」、それは感情を伴って心の中で大きな場所を占めています。しかし、そこに乱れがあると人はなかなか立ち上がれず、そこから前に進めません。記憶と感情を整理し、心の中に少しでも平穏を取り戻すことで、未来へ向けた意欲が出てきます。この世に二度と行けなくなってしまった場所があって良いはずはなく、二度と語れなくなってしまった話があって良いはずがありません。自分の記憶や感情に向き合い、その人にとって大切な「記憶」を整理するための場所として「閖上の記憶」という名称としました。語り部講話では、震災の事実を知っていただき、次にどこかでまた起きる災害に備えるための一助として役立ちたい、もう二度と同じような哀しい想いをする方たちがいないように今回の震災を語り継いでいかなければならない、という強い使命感を持った方たちです。「閖上の記憶」では、「震災のことを学びたい」「いのちの大切さをしっかり考えたい」という人へ、「伝えたい」という語り部が本気で伝えるスタンスをとっています。ぜひ聴いてください。
◎熊本地震災害『緊急報告会』（１１：５０〜１２：３０）
発表者
第１班班長 白塚 秀之（麻酔科部長）
第１班医師 齋藤 英貴（整形外科医師）
第２班看護師長 内田 一美（２−４病棟看護師長）
第２班ボランティア 玉井 康弘（救急法指導員）
